―― オマケ ――
ちなみに慎が受けた電話の相手。
久美子 『お、もしもし沢田。あたしだ。あたし。今電話大丈夫か?
実はさ、よかったら今日は久しぶりにクマのところに行かないか?
お前の家で料理の練習するの良いけど、たまにはクマの所でうまい飯食べよう!』
なんと今話題の久美子さん本人でした。
噂をすると何とやらです。
それも内容から察するに、慎と久美子は頻繁にあっている模様。
ついでに慎の学生時代と同様に、ご飯まで作りに行っているみたいです。
ちなみに慎の返事はもちろん。
慎「ああ、わかった」
の、一言のみ。
慎はその電話を受けると、すぐさま黒銀の皆さんほっといて
久美子さんの待ち合わせ場所に向かったのは言うまでもありません。
でもさらっと、全員分の会計は済ましたところが男前です。
(・・・・あいつらに、この場所を譲る気はない。数年前の俺と同じ場所にいるあいつらには・・・・)
そう慎は思ったが、言葉には出さなかった。
自分のいる位置もまだ不安定で本当は強い不安を抱えている。
(でも、誰よりもあいつの側にいたい・・・・だから、負けない。)
そんなことを思いながら慎は久美子の元へと急いだ。
End
*****後書*****
コレで本当におしまいです。
うん。
だいぶん短くてすみません。(=□=;)
h20.4.25
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