<クリスマスの約束>
遥か2創作・・・・泰継×花梨



帰ってこないな・・・。
今日も遅いのかな・・・。


いつものように夕方泰継さんのアパートに行って晩ご飯を作ってて・・・・
急にさびしくなってきて・・・私はため息をついた。


最近、泰継さんは毎日帰りが遅い。週末も休日出勤でつぶれることがしょっちゅうだった。

前はこうじゃなかった。泰継さんがこっちの世界に来たばかりの頃は、毎日会えたし一緒にいる時間も長かった。
泰継さんはこの世界のことを何一つ知らなくて、私がいなけりゃ駅で切符も買えなくて、
コンビニやスーパーで売ってる食べ物を嫌がって、私が作ったものを食べる以外は水道水しか飲もうとしなくて、
いろんなところに連れて行ってあげて、泰継さんが一日に何十回となく繰り返す「あれは何だ」の質問にひとつひとつ一生懸命答えて、・・・・一日一日があっという間に過ぎていった。

―――でも、泰継さんはやっぱり、こっちの世界でもすごい人だった。
物凄い勢いで、彼はこの世界の全てを吸収した。数学、英語、物理、化学、歴史、国際情勢にコンピュータにインターネット・・・・泰継さんの頭脳はあっという間に私の浅い知識を乗り越えた。今では学校の宿題で分からないことがあれば全教科教えてくれるし、町で外国人に道を尋ねられても平気で流暢な英語で答えてる。デートの時だって「○×に買い物に行きたい。」「△■って映画が見たいの。」とリクエストすれば、交通機関から所要時間から全部瞬時に計算して待ち合わせの時間を決め、一秒の狂いもなく私を迎えにきてくれる。


そして夏の終り頃、泰継さんは自分の身に今回も眠りの季節が訪れなかったことを確認すると、どこで見つけてきたのか、突然とあるソフトウェア会社に就職した。
そして、・・・あっという間に忙しくなってしまったのだ。


人付き合いの苦手な泰継さんに果たして会社勤めが勤まるのか・・・・そんな私の心配に泰継さんは「問題ない」といつもの調子で答えた。今の彼の仕事は「嘱託のプログラマー」というもので、仕事の指示を受けるとき以外はほとんど人と口をきくことはないのだそうだ。
ともあれ、泰継さんは仕事の上でもすぐにその人並みはずれた頭脳と集中力を遺憾なく発揮しだした。
出来高払いの割合が大きい給料は右肩上がりに急上昇し、その上がりっぷりに恐れをなした会社は「正社員にならないか?」と彼に持ちかけ、彼は(実際は嘱託の方が稼げたのかも知れないけれど)「別に、構わない」と、あっさりそれを承諾した。


そんなこんなで、泰継さんは着実にこの世界で自分の立場築き始めていた。



・・・言えないな。


取り込んだ洗濯物にアイロンをかけながら、私はまたため息をついた。

「クリスマス、どうする?」って、聞こうと思ってたんだけど
とてもそんなこと、切り出せそうにない。


今年のクリスマスは平日。泰継さんの会社はお休みじゃない。
頼めばきっと泰継さんは何とかしてくれると思う。なんとしてでも予定を空けて、・・・お休みを取ってくれるかも知れない。
だけど、せっかく会社でうまく行き始めている泰継さんに、私が遊びたいからとか淋しいからとか、そんな理由で無理させちゃいけない気がする。
「淋しい」なんてうっかり不満を言ったら、泰継さんはせっかくうまくいってる会社をあっさり辞めちゃうかもしれない。

泰継さん、みんなから頼りにされて認められているのに・・・・私といる時間がどうこうより、今はそっちの方が大事だよ・・・。



(いいよね、今年は・・・・。)



アイロンをかけ終えたシャツの山をポンポンとたたきながら、私は心を決めた。
お正月はお休みだって言ってたもんね。
すぐに逢えるんだから。ちょっと待てばすぐにお正月で、年末年始はずーっと一緒にいられるんだから。


・・・・我侭言っちゃいけないよね。




『電子レンジで温めて食べてください。 あんまり無理しないでね。また電話します。』
ノートを破った紙に書き添えると、私は泰継さんのアパートを出た。



それにしても、クリスマスの夜をたった一人で過ごすというのもあまりにも寂しい・・・・・
アパートの前で立ち止まると、私は中学の時の友達にメールを送った。

『あのね、こないだ誘ってくれたクリスマスパーティー・・やっぱりちょっとだけ、行ってもいい?』





その晩も、きっちり11時に泰継さんから電話がかかってきた。

「お帰りなさい。今日も遅かったんだ。」
「花梨。・・・毎日来なくていい。私は問題ない。お前が作ったものでなくても食べられる。」
「いいよ、ご飯作るくらい何でもないもの。勉強もちゃんとやってるから。あっ、ねぇ、宿題の分からないの、また週末に持っていっていい?」
「ああ、問題ない。日曜は家にいる。」
「それとね、あさってなんだけど・・・急に友達と会うことになって晩御飯作りにいけないんだけど、大丈夫?」
ほんのちょっぴり間をおいて、泰継さんが答えた。
「問題ない」
「ごめんね。明日行った時に用意して冷蔵庫に入れて書いておくから、温めて食べてね。」
「何を謝る。・・・・問題ないと言っている。自分のことは自分でできる。お前は要らぬ心配をするな。」
「じゃあ、日曜日にお家に行くね。でも、無理だったらいいから、その時は電話して・・・・」
「分かった。」

いつものように、何事もなかったかのように、電話は切れた・・・・・。







そして、クリスマスの夕方。


(大丈夫かな、泰継さん・・・・。)


カラオケBOXの貸切のパーティールームで、友達の歌うクリスマス・ソングを聴きながら、私の頭の中は別なことでいっぱいだった。

あんなに頭のいい泰継さんが、電子レンジの使い方はなぜか弱かった。
いつもの晩御飯は温めるだけだからセットしてあるボタンを一つ押せばいいだけなんだけど・・・・・。
冷凍されてるシチューを泰継さんがちゃんと解凍できるのか、考え出すと心配でいても立ってもいられない。
途中で「様子を見て加減する」とか、そういう曖昧なことが泰継さんには出来ない。
泰継さんのことだから、きっとガチガチに凍ってても、煮えたぎって焦げてても「花梨が作ったものだから・・・」とか言って全部食べるんだ。
遅くまで働いて帰ってきて、ご飯もおかずも全部冷凍で、しかも解凍失敗して半煮えとか焦げてるとか、・・・そんなの可哀想すぎる。
もしそれでろくにご飯が食べられなくて、明日の朝も昼も水道水だけで、おなかすいてても「問題ない」とか分けのわからないこと言ってたら・・・・・・


「ごめん!本当にごめん!急に用事を思い出しちゃって・・・・帰るね。またメールするから・・・ゴメン!」
となりに座っていた友達に声をかけると、私は後も振り返らずにパーティー会場を飛び出した。

地下鉄を降りてスーパーに駆け込むと慌しく買い物を済ませて、
店を飛び出すと、私はまた再び走りに走って泰継さんのアパートの前にたどり着いた。


泰継さんがクリスマスを知っていようがいまいが、それはこの際関係ない。
世間はクリスマスでみんな楽しい思いをしてるんだから、却ってこんな日くらいごちそう作っておいてあげなきゃ。
泰継さんにだって、ちゃんとクリスマスを楽しんでほしい・・・・。

冷凍のシチューは今度にして、散らし寿司にしよう。それと、グリーンサラダ。泰継さんの大好きなきんぴらごぼうと肉じゃがも作って・・・・ケーキは好きじゃないみたいだから、甘くない牛乳寒天と、ポットにコーヒーも入れておいてあげよう、後は・・・・


「・・・・・・・・・・・・・???」


アパートの階段を上がろうと見上げた私は、二階の窓を見て愕然と足を止めた。


窓・・・・・?開いてる??


この冬空に、泰継さんの部屋の窓は開いていた。そしてその奥からは電灯の明かりが漏れて見える。


「泰継さん!?」
階段を一気に駆け上ってドアを開けると、いつものようにそこは鍵がかかっていなかった。そして、


「花梨・・・・。」


部屋の主がゆっくりと顔をのぞかせた。 「どうした?・・・何かあったのか?」


うそ・・・・・・。
驚きのあまり、瞬きすることも忘れて、私は泰継さんの顔を見上げた。
今、夕方の5時15分。もし泰継さんが定時に会社を出たとしても、こんなに早く帰ってこられるわけがない。

慌しく部屋の中を見回すと、ワンルームの部屋の片隅に、きっちり畳まれたシャツの山があった。


「泰継さん・・・もしかして今日、お洗濯したの?」

「・・・・・・・・・」

泰継さんは困ったような顔をしただけで、答えなかった。


更に視界の中に、流しの横に置かれたリボンのかかったケーキの箱が飛び込んできた。

「あのケーキ、・・・どうしたの?」

震える指で指差した私に、泰継さんはまた困ったように首を傾げると、ゆっくりこう言った。
「お前が来てちょうど良かった。お前は甘いものが好きだろう?持ち帰るか?」



私は思い切り首を横に振った。



「だって・・・・だってそれ、泰継さん・・・・・。」




それは、私が大好きな洋菓子屋さんの包装紙だった。
でも、それをどうして泰継さんが知っているんだろう・・・・・。



・・・・・・・思い出した。
そうだった、・・・・・私が言ったんだ。

まだ夏の時分だった、泰継さんと二人で歩いていて、たまたまこの店の前を通りかかって



―――「このお店のホワイトノエルがすっごく美味しいんだ。クリスマスケーキはもうここって決めてるの。」
―――「クリスマスは朝から晩までずーーっと二人っきりで一緒にいたいな。」



泰継さんは何も言わなかった。ただ私を見て、微笑んだだけだった。


だけど・・・だけど、



「覚えてて・・・くれたの?」
震える声でたずねると、泰継さんは困ったような表情で視線を逸らした。


「泰継さん・・・今日、お休み取ってくれてたの?
そのケーキ、・・・もしかして・・・・私のために買ってきてくれたの?」


「・・・違う。」


何か苦しげな表情で、泰継さんはぎこちなく嘘をついた。


「今月、休日出勤が規定の日数を超えた。組合がうるさいから代休を取れと言われた。
ケーキは予約をしたから支払いに行った。品物は要らぬといったら「そうはいかぬ」と無理やり持たされた。」



私は買い物袋を両手に提げたまま、へなへなと座り込んでしまった。涙が唐突にあふれ出して来る。

「ごめんなさい。・・・・泰継さん、ごめんなさい、ごめんなさい。私・・・本当に、ごめんなさい。」
慌てたように泰継さんが私の前にかがみこんだ。
「お前が何を謝る?お前は何もしていない。わびる必要はなにもない。」



「ごめんなさい。・・・泰継さん、だって・・・言ってくれれば良かったのに・・・。」



「・・・言えばお前は我慢しようとする。私を気遣って他の者との約束を断ろうとするだろう。」
泰継さんはゆっくりと私の方に向き直って、そして微笑んだ。
「今日は一番大事なものと過ごす大切な日なのだろう?私は問題ない。・・・早く行くといい。」


もう・・・・


「泰継さんのばか・・・・」
駄目だ、我慢できない。
どうしようもなくあふれ出してくる涙を抑えながら、私は一生懸命、言った。

「違うよ。もう・・・・」

「いるわけないじゃない。・・・・・・泰継さんの他に、一番大事な人なんて、・・・そんなの、いるわけないじゃない。」









会わないつもりでいたくせに、私は出かけるときにしっかり泰継さんへのプレゼントを持って出ていた。


カラフルな袋を見て、泰継さんは嬉しそうに目を細めた。「この色合いはお前に似ている。」
袋を見てすっかり満足している様子の泰継さんを見て、私はやや慌てて言った。
「あの、泰継さん・・・それ、袋だから。プレゼントはそれじゃなくて、その中にあるの。」

「・・・・・・・、そうか。」

今気がついたようにそう言うと、泰継さんはゆっくりとリボンを外して袋を開いた。


泰継さんへのプレゼントはベージュの手編みの手袋だった。
泰継さんはたぶん窮屈なのは嫌いだろうから、細目の糸で時間をかけて、邪魔にならないように薄手に編んだ。
けっこう時間がかかって、先週になってやっと編みあがったばかりだった。

だけど・・・・

やっぱりちゃんと計るべきだった。思っていたより泰継さんの手ははるかに大きかった。
はめてみた手袋は、泰継さんの手首まで届かなかった。


(ばか・・・。最低・・・・。)
大好きな人の手の大きさすら分からないなんて・・・・・。

泣きそうになりながら、私は泰継さんに両手を伸ばした。

「あの・・ごめん、それ、やっぱり返して・・・・。今度来るとき直して持ってくるから。」


「・・・何故だ?」
泰継さんは、驚いたように手袋を後ろ手に隠した。
「私はこれが欲しい。・・・・・・手放したくはない。」

泰継さんはそっと空いている片手を伸ばして、確かめるように私の頬に触れ、そして笑顔になった。
「これはお前と同じ手触りがする。お前と同じように温かく、柔らかい。
お前がいない時にこれがあると、良いと思う。返したくない。・・・・駄目か?」

悲しそうな顔でじぃっと見られると、やっぱり私は弱かった。

「だ・・駄目じゃないけど・・・・。だって、サイズ合ってないし・・・・。」
「問題ない。これはとても心地よい。」
「じゃ・・じゃあ、新しいのが出来るまでね。」
「別なものは要らない。これがとても良い。」

頑として譲らない泰継さんを見て私はため息をついた。
仕方ない、とにかく早く新しいのを作って何とか説得して取り替えてもらおう・・・・。




「私も・・・お前に贈り物を用意した。」
泰継さんは私を見ながら、なぜか躊躇うような口ぶりで言い出した。「・・・だが・・・・・・明日渡す。」
「え?どうして?」
私はびっくりして聞き返した。
考え込むような表情をして、ゆっくりと泰継さんが言った。
「・・・・・・・間違ったかも知れない。」

「だって!せっかく用意してくれたんでしょう?間違ってなんかないよ。それでいいよ。それを頂戴?」
「しかし・・・・・・・」
「泰継さん〜」

両腕を掴んで必死で揺さぶりたてると、泰継さんは観念したように立ち上がり、デスクの引き出しの中から白いウサギのぬいぐるみを掴み出した。
プレゼント用の包装も何もされていなくて、しかも商品タグには値札がバッチリ貼りっぱなしだった。

「あのようにしなければいけなかったのだな・・・・・。」
私のあげたプレゼントの袋を横目で見て、泰継さんが困ったように呟いた。
私は噴出しそうになりながら、両手を伸ばして泰継さんの腕から毛足の長いウサギを受け取った。
「ちっとも間違ってなんかないよ!可愛い!すっごく嬉しい!」






散らし寿司でいつもよりちょっぴり豪華な夕食を食べた後、泰継さんが洗い物をしてくれてる間、私はプレゼントしてもらった白ウサギをずっと胸に抱きしめていた。泰継さんからもらった初めてのプレゼントだった。予想もしていなかっただけに、余計に、すごく嬉しい。
泰継さんがどんな風にしてこれを買って、どうやって持って帰ったのか、想像するとちょっぴり笑えた。


ぎゅ〜っとウサギを抱きしめていると、


「・・・・返せ。」


いきなり上から手が伸びてきて、私の胸から白ウサギを奪い取ろうとした。
「や・・泰継さん?」
慌てて更に懐深くウサギを抱き直しながら振り向くと、そこにはかなり不機嫌そうな表情の泰継さんが立っていた。

「これは駄目だ。他のものを買う。これは返せ。」
「え?・・・だ・・だって、泰継さん。」



「・・・・それがそんなに良いのか?」
憮然とした表情で泰継さんが言った。「そんなに長く抱いていたいほど、良いものか?」
「・・・泰継さん?」



「・・・・お前は・・・私にはそのようなことをしたことはない。」
「あ・・あの、・・・・・泰継さん?」



それってつまり・・・・



私はおずおずと切り出した。「・・・・・泰継さんもこうされたいの?」
「私がされたいかされたくないかが問題なのではない。お前がそうしたい相手がウサギの布人形だというのなら、私には是非もない。」



・・・・・・・・つまり、して欲しいんだ。



かなり分かりづらい泰継さんの理屈を、私は直感的に解釈した。


「ねぇ、・・・泰継さんにしてもいいなら、私ももちろん、ウサギさんより泰継さんにしたいよ。」

「私は・・・・・・・・・お前がしたいことを断ったことはない。」

「じゃあ、していいんだね。」

「・・・・・・・・・・・・別に・・・・・・・・・・問題はない」

「泰継さん・・・。」



そっと膝からにじり寄ると、泰継さんの首に両手をかけて、思い切ってぎゅっと引き寄せた。

「・・・・・・・・・・・・・・あ」

ぎゅっと抱きしめた瞬間、泰継さんが小さく息を呑むのが聞こえた気がした。

泰継さんの骨ばった肩が胸に当たって、ちょっぴり痛い。
だけど、あったかくて、とても気持ちいい。すごく、気持ちいい。
私は、うっとりと目を閉じた。



―――とくん・・・とくん・・・とくん

―――とくん・・・とくん・・・とくん



静かな部屋の中、心臓のやや早めの音がやけに響いて聞こえる。・・・どっちの音なんだろう?
一つは、私のだ。だけど、確かにもう一個聞こえる・・・・。






「・・・・・、花梨っ。」



やたら切羽詰った声が耳元で聞こえたかと思うと、
いきなりものすごい勢いで身体が傾いた。


「花梨っ・・・花梨、花梨・・・・!」
「はっ、は・・はいっ!」


あっという間に押し倒されて、背中が畳に触れた。天井が真正面に見える。

「花梨・・・」
首筋に熱い息が触れた。


窒息しそうな勢いで抱きしめられながら、うなじに何か熱い、熱いものが触れた。


「あっ、あ・・・泰継さ・・・・・」





まるでジェットコースターに乗ってるみたいだった。
・・・・・・これって、あの・・・・。
・・・・・・どうなっちゃうんだろう?私・・・・・・・・。







―――だけど、私は自分がもう、


―――どうなっても、逆らえないだろうと、・・・・・・・・・・・・なんとなく・・・予感・・・・・・していた・・・・・・。






―――メリー・クリスマス。











その晩のことはさておいて、翌朝は散々だった。
私の外泊を隠蔽するために、泰継さんは全精力を使い果たし、自分は見事に会社に遅刻した。



でもまぁ、とりあえず、



多分これでもう、泰継さんがぬいぐるみにヤキモチを焼くこともなくなると思う。




メリー・クリスマス。



やっぱり、大好きだよ、あなたが・・・・・・。



-Fin-






どうも、夕暮です。
今回は「白色月亮」のロンアル様より『遥か2』の泰継×花梨を頂いてまいりました。
ここの小説はすっごく良いです!!感動しますよ!!


追記・ロンアル様の「白色月亮」はリンクよりトベマス。