お願い死なないで・・・・・
そう願っても、あなたはいつも深くて暗い海の底 ――――
++++ 剣と命 ++++
もう幾度あなたと剣を交えただろう。
もう幾度あなたの死を見届けたのだろう。
ねぇ、私は幾度あなたの死を見届ければ良い?
ねぇ、お願い・・・・
もう私を置いて死なないで・・・・・・
もう見たくない。
なのに、あなたが私の腕をすり抜けて落ちてゆく
幾度手を伸ばしてもそれは掴まれる事はなく
幾度声を出して引き止めても振り向かれることはなく
あなたは私に背を向ける。
どの運命でも、どの道をたどっても、
最後の戦いが終わると、深くて暗い海の底へ
まるで当たり前のようにあなたは還ってゆく
あなたはどの運命でも戦いが終われば全てに満足して命を絶つ。
それは幾度も幾度も繰り返された。
あなたは知らない、
私はあなたを知っている・・・・・
あなたは知らない、
私はあなたに恋をした・・・・・
どの運命でも剣を交え、そして最後にあなたは命を絶つ。
戦の最中で出会い、剣しか交えなかった。
命のやり取りしかやらなかった。
けれど剣を交えるごとに、
あなたの死を見届けるごとに、
私はあなたを徐々に知り、
そして救うことの出来ない命に涙する。
どうしてこの未来しかないのだろうか、
どうしてこの運命しかないのだろうか、
好きなのに、
あなたを想っているのに、
どうして共にあることが出来ないのか、
ねぇ、知盛。
あなたはズルイ―――――
私ばかりがあなたに惹かれ囚われる。
だから私は
もう、あなたを死なせない
あなたと共に歩く未来のために、
あなたと共に生きる運命を切り開くために、
私はまた時を遡る。
幾度繰り返そうと構わない、私はあなたと生きたい―――――
――――――――― End
>>>>>あとがき
祝★初!!遥時3!!初めて書きましたよ遥時3。
あれ良いですよねぇ・・・・シミジミ
それも知←望です。
知盛・・・・あんたエロイよ。
というか遥時3をプレイしてる時に段々、毎回思うようになってたんです。
よくも!!皆を!!
クソ!!
・・・・・
・・・・・
・・・・・もういい
もう、死ぬな・・・
死ぬんじゃねぇ・・・
なんで、死ぬんだよ・・・・
お願いだから死なないで・・・・・
で、それが元でこれが出来上がったというわけですよ。
ああああああ。十六夜記欲しいよう・・・・でも金欠だ・・・・・<泣>
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