嘘ダ
嘘ダ
嘘ダ
俺ハ信ジナイ
魂が叫ぶ・・・・・・・・・
++++ イバラヒメ 前編 ++++ NO・1
キキッッッ―――――――――――――
ドンッ!!!!!!!!!
嫌な音がした・・・・
俺はこの音を知っている。
それは思い出したくない過去の記憶。
(・・・・うわぁーん・・・・。
ヒックッ・・・・ご・・めん・・・、
ヒックッ・・・ごめ・・・んなさ・・・・い・・・・シ・・ロ・・・)
思い出したくない嫌な記憶の扉が重々しく開いていく・・・・。
大きな音・・・・だった。
それは振り返るには十分すぎる音。
周りには人がたくさんいて、ここからではよく見えないが、
事故は俺の歩いていた後ろの歩道の隣の車道で起こったようだ。
その瞬間、体に奇妙な感覚が駆け巡った。
何故か嫌な予感がトマラナイ。
嫌な汗が背中から吹き出る。
吐きそうなほどに気持ち悪い。
事故現場には倒れてる人がいた。
誰かが車に轢かれたみたいだ。
道路が少しずつ緋色に染め上げられていく・・・・・
あの緋色を俺は見たくない。
周りがザワツク。
ただ車を運転していた運転手は逃げた。
轢き逃げだ。
多くの目撃者、逃げられるはずがない。
それでも運転手は自分のしでかしたことから逃げ出した。
でも、今はそんなことどうでも良かった。
俺が気になるのは被害者。
ただそれだけだった。
信ジタクナイ。
でも見覚えがある服装。
大丈夫あいつは俺の後ろを不貞腐れながら歩いていたはずだから。
ナノニ嫌ナ予感ガ、トマラナイ。
自分の後ろを歩いているはずだった担任、山口久美子の姿は掻き消えていて、
代わりに事故が起こった車道に久美子は倒れていた。
「ヤンクミ!!!!!!!!!!!!!!」
to be next・・・・・・・→ |
あとがき>>
イバラヒメ@を読んでいただき誠にありがとう御座います。
いきなりですが、載せてみました。
初、長期連載ものです!!
しかし、問題が数多くあります。
本当にかなりの長編物になりそうな予感なんです。
まぁ、その分、1つが短いですけどねぇ。
そして、てか、一番これが怖い。
夕暮本人が、飽きっぽいところ・・・・
というか、メンドクサガリやなのです。
・・・・いや、かなりマジで・・・・
でもまぁ、ちょろっとしたネタは大体出来てるんで、
あとは文章にすればいいんですが・・・・その作業が大変なのです。
あまりにも、ネタがちょろりすぎて・・・・・
まぁ、夕暮の都合は置いといて・・・・・
とりあえず、よろしくお願いします。
h18.3.1
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