2人の会話はここで終わった。

















かに見えた。

















「ああぁぁぁぁぁぁぁあああああ”あ”あ”あ”、

なんで、なんでお前こっちの取らないんだよ!!!!!!!」







「・・・・・・あからさまに怪しすぎる」





「く!!!」





「これで俺は18勝0敗。ヤンクミは0勝18敗。お前弱すぎ・・・」


「うるさい!!今度こそ、あたしが勝つ!!!!」


「まだやるのかよ・・・・」


「ん?なに言ってるんだ、当たり前だろ!!

あたしがこのまま沢田を勝ち逃げのままにするわけないじゃないか!!」





慎は久美子の反応にあきれた。





「ふっふっふ・・・・今度こそ、あたしが勝ってやる!!」


「お前の自信はいったい何処から来るんだ・・・・」





目の前で闘志を燃やす久美子を見ながら、半ばどうでもいいように慎は言葉を漏らした・・・





「はぁ・・・・・なぁ、ヤンクミ・・・・お前知ってるか??」





「なんだよ!!!

てか、さっきから担任の先生に向かってお前お前言うな!!!!!」


「たかがババ抜きに負けたぐらいで拗ねるなよ・・・・ガキ」





「くぁぁぁ・・・・・沢田!!

あたしにババ抜きで18連勝したからっていい気になんな!!」





「べつになってねぇし」


「く、可愛くねぇ!!」


「べつにお前に可愛いなんて思って欲しくねぇし」


「ふん!じゃあ、お前はあたしにどう思われたいんだよ!!」








「・・・・・・男」

















・・・・・・・間・・・・・・・

















「はぁ??お前元々男じゃねぇか!!」


「・・・・・・・・・」





沢田はいいかげん遠い目をしたくなった。








(少しは気付け・・・・・)








「で、なんだよ?」





「は?」


「さっきあたしに何か言いかけてただろ?」





「ああ・・・・お前全部顔に出てるって知ってるか?」





「へ?」





「お前全部顔に出てんだよ」


「だから何が?」





「俺がババ取ろうとした時・・・・

メチャメチャ嬉しそうな顔して、違うと落胆してんの知ってるか?」








「嘘!!」


久美子は自分の頬を手で押さえ、信じられないという顔で慎を見た。















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++あとがき++
いやぁ、今回はババ抜きってオチです。(>д<)ノ

あと、普通に言います。
ヤバ気な物は表に載せねぇです。
ヤバ気なものがあるとしたら裏に載せます。

H20.2.20


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