隼人は頬をほんのり染めながら、さっきの言葉を打ち消すように叫んだ。
だがここは一応・・・・喫茶店。
そうですとも!!管理人の私が宣言します。
ここは喫茶店です。
もちろん他のお客さんも当然います。
唯でさえ騒がしいというのに、
顔のイイ面々がそろっていたので余計に悪目立ちしていた。
慎「・・・・(恥ずかしい奴等)」
慎は先に注文していたコーヒーを飲みながら、
騒がしい事実を諦めて『はぁ・・・』と、出す溜息は段々と重く深くなっていった・・・・
武「キャ―――――――!!!(笑)」
もちろんタケは隼人をからかっていた。
時偶こうして隼人をからかってストレス発散しないと、
大切な友達の板ばさみの現状がやってられないって言うのが悲しい事実である。
慎「・・・・図星か」
――――いきなり脳内会話@。(管理人への抗議)
慎(・・・・おい、管理人)
管(?はい、なんですか?)
慎(お前、俺たちに任せすぎ・・・・・)
管(あ、大丈夫ですって、その時のノリで対談作ろうと思ってるだけだから(笑))
慎(・・・・普通に小説作れよ)
管(ま、まぁ、別にいいでしょ!!とりあえず30000HITめでたいんだから!!
鯛だって尾頭付きで目が出て目出度いのよ!!)
慎(・・・・わけわかんねぇし)
武「キャ―――――――、竜タスケテェ」
タケは竜の背中に隠れる仕草をした。
――――いきなり脳内会話A。(管理人への・・・略)
竜(また面倒なことを、この管理人は・・・)
管(む。別にいいじゃないですか)
竜(良い訳がないから、文句いってるんだろうが)
管(もう。とりあえず、文句とかムンクとか別に良いから、タケ助けてやれよ)
竜(誰もムンクなんて言ってねぇ・・・・)
竜「隼人・・・・・・お前はどう思う」
(一応、竜なりの小さな助け舟・・・・の、つもり)
隼「あ”?」
竜「山口の普段のカッコ」
隼「・・・・・ん、そう・・・だな。もっと色気のあるカッコとかしたら・・・いいと俺は思う」
竜「・・・なんで?」
隼「だって、あいつ普段ジャージにおさげだろ?もチッと色気が欲しいかな」
武「で、竜はどう思うの」
竜「眼鏡外して髪を下ろせばいいと思う」
武「ああ、ヤンクミ眼鏡外したら、かなり美人だもんね」
竜「・・・・・(微笑)」
武「う、うわぁ・・・、ピンクオーラ全開・・・・(汗)」
隼「竜、お前嬉しそうだなぁぁ・・・・でも、あれは俺のだからな」
竜「・・・誰がお前のだ」
(声のトーンが下がる)
隼「んなの、山口に決まってるだろ〜♪」
(にこやかに言っているが、目がまったく笑っていない)
まさに、一触即発。
少しの衝撃で激突が始まってしまう・・・緊迫な空気が流れる。
武(え?・・・もしかして、こ、これは・・・・本気でヤバイ?(汗))
武「(マ、マジ!!)っっ!!・・・って、あ!!はい、はい!!
俺!俺はヤンクミはスカートとか履けばイイと思う!!!」
タケは場の空気の変化に血の気がサァっと、引いていった。
そして必死に無理矢理話題を変えた。
何てったってここは喫茶店。
いつもの騒いでも許される学校じゃありません。(普通の学校はダメ。)
下手したら出入り禁止にされてしまいます。
しかしタケが必死に捻り出した言葉を聞いて、ピタリと一触即発の争いを止めた二人。
タケは『え!!俺、なんか不味いことでも言った?』と不安を覚えたが
次の瞬間それが考えすぎであることを理解した。
隼「タケ・・・・・ナイスだ!!」
武「へ?・・・・あ、そ、そう?」
タケはなんとか一触即発のピンチから脱した。
武(はぁ。。。よ、よかったぁ・・・・大事に至らなくて・・・)
隼「そうだよ、スカートだ。それはいたらあいつだって少しは大人しくなるし、足も見られてまさに一石二鳥。
まさに、いい事だらけじゃねぇか★」
竜も満更でもないみたいだ。
武(てか、何で俺がこんな目に・・・(泣))
タケは一瞬遠い眼をした。
竜「・・・・タケ」
武「・・・へっ・・って、ん?どうしたの竜?」
竜「日向たちは?」
武「今日は何か用事があるから無理だって・・・・・ていうかさ、最初の時点でそれ聞こうよ」
竜「・・・・・・・」
(タケから目をそらす)
武「まぁ、いいけど・・・そういえば慎さん、さっきからずっと黙ってますけど・・・
慎さんはヤンクミのカッコをどう思いますか?」
慎「・・・・・俺はあのままで、かまわない。」
←back |
next・・・・・・ |
*****後書*****
何気にタケが黒い。(笑
そしてやっぱり一番気苦労してます。
h20.4.18
戻る |